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あおぞら

『令和4年度 障がい者就労連絡会 網走』を開催いたしました。

11月8日(火)13:30~15:30「令和4年度 障がい者就労連絡会 網走」(共催:網走市自立支援協議会/ハローワーク網走)を網走市エコーセンター2000からWeb(Zoom)配信で開催しまして、当日は50名の参加を頂きました。

初めに、共催団体を代表して「ハローワーク網走 」所長 竹林 伸治 氏に挨拶をいただき、続いて「網走管内の障がい者雇用状況」と題して「ハローワーク網走」 雇用指導官 賀来 忠寛 氏による、国・道・網走管内の雇用状況と障害者雇用制度についての説明が行われました。

 

次にパネルディスカッションに移り、パネラーは「斜網地域障がい者基幹相談支援センターめいと」 相談支援課長補佐 豊田 亮輔 氏、「北見地域基幹相談支援センターささえーる」 センター長 串崎 聡 氏、アドバイザーとして「広域相談サロンくらしネットオホーツク 」地域づくりコーディネーター 佐藤 直美 氏に登壇いただき「基幹相談支援センターとの連携を考える」と題してディスカッションを行いました(コーディネーターあおぞら天羽)。

 

参加いただいた方からのアンケートは以下の通りです。※ほぼ原文掲載

R4年度 障がい者就労連絡会 網走 アンケート集計.pdf

回答率44%(回答数22人/参加者50人)

内訳:行政14% 福祉関係77% その他2%

【連絡会に参加して】

・とても参考になった     55%

・少し参考になった      41%

・あまり参考にならなかった 4%

・全く参考にならなかった  0%

【連絡会に参加しての回答理由】

・地域資源で課題がありすぎて、状況は足踏み状態であると感じてます。まずは、相談支援事業に係る報酬が保障されてこないと、相談員の不足は解消されず、スキルアップ、研修会等の活性化の機会も少なくなり、今まさに負の連鎖に陥っている気がします。

・めいとさん、ささえーるさんの詳細を教えていただいて、ありがたかったです。また、くらしネットオホーツクの佐藤さんのお話しが一番印象に残りました。一つの懸案について、多くの方に声を掛けて話し合っていくことが大切だとおっしゃられたことに感銘を受けました。地域の問題として多くの機関と協力して解決に向かっていく姿勢が大切であると認識しました。

・障がい者就業・生活支援センター、基幹相談支援センターの役割やどのようなことをしているのか等、詳しく聞くことが出来た。また、ディスカッションで相談支援の現状や今後の展望が聞けたのが良かった。(同意見、他8名)

・基幹相談との連携や役割について考えるきっかけになった。

・はじめのハローワーク網走の方のお話では、障がい者専用求人の数がどれくらいあるのかとか、人手不足の大きな業種と求職者の方が多い業種のことなど具体的に知ることができて良かったです。後半の基幹相談のディスカッションについては、いまの時点でこういった場でこのテーマでオープンに議論するには、ちょっと時期尚早だったのではないかという印象を受けました。「きずな」が土台にある「めいと」さんが基幹としての取り組み課題が徐々に明確になってきているのと違って、4法人共同で1から立ち上げた「ささえーる」さんの方は、この地域の中での具体的な課題やビジョンを実感を込めて話していただくには、もう少し時間が必要なのだろうという印象を受けました。

・障がい者就労の現状と課題について知見を広げることができ、とても有意義だった。また、パネラーの方々が日々課題と向合い、自らの立ち位置等について熱慮されていることに感銘受けた。少子高齢化が今後加速していくため、関係者の連携が一層必要と気づかせていただいた。今後の障がい福祉を考える上で、多くの示唆を受けた。

・初めて各地域の基幹相談支援センターのお話を聞くことができましたが、都合により最後まで参加できず、申し訳ありませんでした。それぞれの成り立ちが違う中で業務にあたる大変さを知ることができました。

・相談支援における現場の悩みを吸い上げてほしいと思います。

・基幹と地域の相談支援事業所との違いなど分かりやすく説明があり参考になりました。

・もっと具体的に、ささえーるでの取り組みや、どの様な機関との連携があるのか知りたかったです。佐藤コーディネーターの「資源の無い町は無いで、福祉サービスばかりでなく地域の資源を活かして・・・」との言葉に納得し、今あるものを上手く活かしながら地域で連携する必要性を感じました。ささえーるとも、もっと連携出来るようにアクションしていきたいです。

・機能や役割の説明も大事だと思いますが、連携の意味や協働の大切さといった点について参加者と共に具体的に知れる機会になれることが必要だと感じました。佐藤コーディネーターがお話しされた「日頃からみんなで会話をすること」「これはどうかなと事業所内でも、地域でも話をしていくこと」等のコメントがあったように、このように地域のみんなで”知れる機会”では是非画面上でも声を出しながら参加できると良いと感じます。

・めいと様の取組はよくわかるのですが、他地域の取り組みを聞く機会がなかったため、とても参考になりました。

【今後、取り上げて欲しいテーマ・要望】

・現在、人材不足であり、未経験者の雇用も進めていかなければならない状況です。よって障がい者の理解等の初任研修的な機会が欲しいです。

・相談機関が複数ありますが、その一つ一つに対してある程度の知識がありますが、具体的に特徴、強味がつかめていません。それを具現化させるような会があると良いと考えます。

・総合支援法改正に向けてどう変わっていくかを考えたい。

・関係機関の相互連携について。(同意見、他1名)

・支援学校等の進路状況や傾向 ※一般就労、A型、B型、就労移行、進学、その他の割合や就活に関しての問題点等の事例。

・障がい者就労に向けての具体的な取り組みや、受け入れる企業側の話を聞いてみたい。(同意見、他1名)

・帯広などには発達障害者の当事者会のような活動があると聞いています。最近「SEEDとかち」という団体のキックオフトークイベントというのが行われたという情報を見て「はたらく発達障害者当事者トーク」というプログラムがあって面白そうだなと思いました。

・一般就労をされている方からの実際の話を聞きたいです(特に知的障がいと精神障がいの方)

・障がい者雇用のオホーツク管内のモデルケース

・担当している計画相談の利用者さんの中には一般就労を希望する方がいます。一般就労の希望はあるけれど控え目だったり、その反面憧れが大きくすぐにでも行動したいと考える方もいます。そのような方々が実際に一般就労している当事者の方のお話を聞く機会があると身近なところから目標を考えていけるかと考えたりしています。

・「障がい者の就労支援における実際」現場の事例に基づいて議論ができればと思います。

・障がい者雇用状況の割合の部分で、知的・身体に比べて精神の雇用者数の割合が低い状況になっているが、その要因や対策などのお話をもう少し聞いてみたいなと感じました。

・地域課題の部分がもっと詳しく聞きたいと思いました。

・就労支援の課題、実際の取り組み内容などについて(同意見、他1名)

【Web開催について、気づいた点】

・ZOOM開催にあたり、ご苦労された方々がいらっしゃると思います。皆様に感謝申し上げます。

・参加しやすくとてもよいと感じます。いつも興味深いお話の開催ありがとうございます。(同様の意見1名)

・音声が聞きとれない部分がありました。(同様の意見、他1名)

・パネラーが発言しているときに顔が見えると良かったです。(同意見、他1名)

・連絡会の運営・開催、お疲れ様でした。今後、同様の連絡会がありましたら参加したいと思います。

・インターネットの接続不安でフリーズすることもありましたが、コロナの感染リスクを考えると今回は集合ではなくZoom開催で良かったです。(同意見、他3名)

・自分自身のZOOM不慣れな点がありました。

・講師が話す時にはスポットライトがあたるとよいと思います。