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ささえーる

第11回北見地域医療的ケア児等支援者研修会 「知っているようで知らない!車いすの事Part2」開催しました♿

さる9月7日(土)午後、  北見市民会館にて「第11回北見地域医療的ケア児等支援者研修会」を開催致しました。

この研修会のテーマは「知っているようで知らない!車いすの事Part2」と題し、車いすの操作からメンテナンス方法を学ぶことを目的に、ささえーる北見   美幌拠点が中心となり企画してきたものです。

当日は週末にもかかわらず、20名強の方にご参加頂き、有難うございました。ちなみに皆さんの職種の方も支援学校、養護学校、相談支援、グループホーム、訪問介護、生活介護、児童発達支援や放課後ディ等の事業所、介護タクシー、医療機関、訪問看護、当事者団体 と非常に多岐にわたり、本研修に参加して頂けたのは、車いすへの理解を裾野を広げる大変意味のある事だと思います。

今回も美幌療育病院様ご理解とご協力を頂くことが出来、講師として同院のリハビリテーション科リハ工学技士小比賀康彦先生をお招きすることが出来、本当に有難うございました

また演習の為に様々なタイプの車椅子10台以上をはるばる美幌の病院から搬送し、持ち込んで頂きました。それらが一堂に会した研修会場の様子は、まるで自動車販売会社のシュールーム?を彷彿させ、なかなか見れない光景でした。

小比賀先生による実演も交えた講義の一コマ 

色々なタイプの車いすが勢ぞろい! ここはショールーム?

 

 

 

 

 

 

先生には前半「車いすの種類や特性について」と題してご講義を頂き、参加者の皆さんにはまず頭の中から車いすについての理解を進め、知識を深めて頂きました。

引き続き後半では実技を伴う演習に移り、皆さんには頭だけでなく実際に体感して頂くことにより、「車いす操作や簡単なメンテナンス方法」について、更に理解を深めて頂きました。

座って、調整して、体感して

小比賀先生によるメンテナンス講座

 

 

 

 

 

 

パラリンピックでの躍進等で車いすが注目浴び、また日常生活でもスーパーや病院などでも当たり前に目にするようになった時代ですが、専門職である私達でも多様な車いすの存在は知っていても、正直ここまで一度に色々なタイプや目的の車いすを実際に目にする機会は限られております。

前回、2022年にPart1を同テーマで開催した際には、今も続くコロナ禍の影響で、オンライン形式となり、体感の場に欠け、どこかに不完全燃焼の感を残していたのとは、対照的な研修になったのではないかと感じました。

リベンジも兼ねた今回は、多くの実機に触れて頂く機会を提供出来た形となり、利用者視点で座り心地などを体感・共有して頂けたことと思います。参加者の皆さんがそれぞれの現場に戻った時にもこの研修会で、目にし、耳にし、学び、触れて、経験し知ったことを、医ケア児とは限らず車いすを利用せざるを得ないすべての方に対し、支援する場面があれば存分に活かして頂きたいのと合わせ、同じ職場の皆さんにも是非とも参加者の皆様からフィードバックして頂ければ、主催者としてとてもうれしく思います。

小比賀先生、良い学びの機会を提供して頂き有難うございました。又参加者の皆様も大変お疲れ様でした。

私達「ささえーる」では、今後も様々な視点に立った内容で研修を企画し、案内が出来ればと考えております。

皆様のまたのご参加を、私達「ささえーる」STAFF一同心よりお待ちしております。