
☔1000年に一度の想定最大規模での水害を想定した避難訓練を行いました⚡
地球温暖化と共に増加するゲリラ豪雨ですが、私達の住む常呂川水系も例外でありません。
この時期には突然の雷鳴と共に、天地をひっくり返す位の大雨が降る事も珍しくなくなりました。
私達「ふわり」は堤防を隔て、氾濫する可能性のある常呂川までの最短直線距離が約430mと
微妙な距離に位置し、通常の計画規模の場合(100年に1回)は幸いにも浸水無しの想定ですが、
残念ながら想定最大規模の場合(1000年に1回) は周辺地域全体が0.5~3m浸水する想定と
なっており、それだけに常日頃から早期に避難し、水害からいかに身を守るかの訓練を重ねる
事が不可欠となります。
この状況を受け、開設直後の昨年同様、今年も洪水を想定した避難訓練を実施し、「ふわり」
から最短の距離(約900m)にある避難所の小泉中学校を目指し、職員の誘導で徒歩移動組と
車両移動組に分かれ、実際に避難を体験してもらいました。
避難完了・最終点呼までは前年とほぼ同じ約19分を要しましたが、16名の利用者の皆さんは
最後まで真剣に訓練に参加し、無事に終了する事が出来ました。
災害は来ないにこした事はありませんが、いざという時に利用者皆さんの命を最大限守るために、
今後も地道に同様の訓練を重ねていきたいと思っています。
なお、このブログでは「ふわり」でしたが、残る「やまぶき寮」13寮、53名の利用者に対しても
同様に各寮最寄りの避難所迄の避難を行う訓練を、並行して行ったのも合わせてご報告します。