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ささえーる

北見地域基幹相談支援センターささえーる 1市4町&  4社会福祉法人の連携で4月に開所しました!

市内朝日町で建設中でした地域生活支援拠点の建物が完成し、2階に「北見地域基幹相談支援センターささえーる」が入居し4月1日、業務を開始しました。(開設より2ヶ月程、報告が遅れました事、お許しください)

全国に増えつつある基幹相談支援センターですが北見の特徴として、委託元は北見市ですが、近隣の美幌・津別・置戸・訓子府の4町も側面支援し、北見と美幌に二拠点を置く体制での運営となっている点があります。

また、運営も当法人(川東の里)が代表ですが、市内の北陽会、萌木の会、美幌の北海道療育園の3法人も市と同じく契約を結び、この4者が連携し、各法人から相談職員をセンターに派遣し、一つのセンターとして運営している点も、余り前例のない形態と思われます。各法人から即戦力の貴重な人材をお預かりする事となり、開設前より現在に至るまで、4法人を一つのチームとしてその力をフルに生かし、地域にとり、より良いセンターにするにはどうすべきかと、自問自答の日々です。

発足時、本来は広く広報・周知を兼ね内覧会を開くべき所ですが生憎、4月もコロナ禍は好転せず、関係者(1市4町及び4法人の代表者)に絞り、ごく内輪での内覧会を4月中旬になりようやく開催するに至りました。

代表受託法人として松尾東司当法人理事長の挨拶で開会、辻北見市長(武田保健福祉部長代読)から寄せられたメッセージが披露されると共に、スタッフ紹介を行いました。式の後はセンター事務室他、地域生活支援拠点の内部を見学し、この地域における新しい相談の城の誕生を実感して頂き、会を無事終えることが出来ました。

    

発足後まだ2ヶ月ですが、まずは1市4町エリア内の各行政や相談事業所、施設やGH、短期入所等の事業所を回り、挨拶・顔つなぎ、地域への浸透と、地域事情の把握に奔走の日々が続き、この地域での課題を知ることを最優先に取り組んで参りました。

相談の方は今のところは直接の来所より、相談者様からの電話や、相談事業所を通しての相談が、私たちセンターの存在の浸透と共に少しづつ寄せられるようになってきている現状です。

私たちスタッフも多岐多種にわたる相談に対し、地域の各資源と連携しながら、持てる力を尽くし真摯に向き合い解決策を考えていくと共に、研修会の開催や参加なども通し更なる相談能力のスキルアップに努めていきたいと思います。